歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

第46話 とうとう夕暮れ

本日6回目の更新です。

大学時代の心に残るチャレンジの旅を書いてます。

本日は、この旅の歩き始めて7日目の出来事です。

この日はこの旅最大の難所である山越えです。

4時ごろ遅い昼食をやっととり

車が通れる山道をてくてく歩く私でしたが



まだ町は一向に見えてきません。

あるのは、横の川だけ

上流にダムがあるらしく、時より放流のサイレンが鳴り響きますが

その他は静かな山の中でした。



この頃になると、山奥の集落から帰ってくる農作業の車やら

キャンプ帰りの車とかがちらほら通り始めますが

その他は全く静かでした。

後は川のせせらぎが聞こえます。



それでも進むと

川を見下ろすと、時折キャンをしている人たちがいて

美味しそうに何か食べてました。

もう夕飯の時間ですよね!

私は朝の7時から歩きっぱなしですので

もう、足も限界でした。

その日テントを張る予定の天竜二俣城には本来ついている時間!

いったい予定地に着くのは何時になる事やら



とうとう夕焼けが山に隠れようとしてました。

しかし反面、きれいな夕焼けに見とれてまして

ドボルザークの「遠き山に陽は落ちて」などを口ずさんでました。(笑)

そんな気分もすぐに消えゆく運命にあったのでしたが・・・・・・


続く