歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

旅の話の予告

本日4回目の更新です。

フリースペースにも書きましたが、いつかやろうと思っていた企画を準備中です。

このブログ本来の、歴史に関するお話ですが、

私の大学時代の一人旅の記録を、どこかに残しておきたいと思ったからです。


yaplogに登録されている方は、比較的若い方が多いのかと思います。

皆さんは、やりたい事って実現しようとしていますか?

あきらめずに実行しましたか?してますか?




私は大学時代に、ウォーキング部という所に入りまして

当初、歴史をめぐる旅がしたかったんですが

ウォーキング部とは、山登りが主体のクラブでした。

新入部員として、毎週のように山登りに行ってまして

北八ヶ岳北アルプス中央アルプス奥多摩秩父など4月から7月までの3か月間で、結構な数の山登りを経験しました。

7月末の夏合宿で南アルプスを一週間かけて縦走する頃

そろそろ、本来やりたい事をすべきだな!

と考え、山登りのノウハウを生かしてある計画を着々と立てていました。


それは、私が大好きな徳川家康」の史跡を一人で歩いて旅することでした。
もともと、山登りなどは一人で行くことなど許されていませんでしたが

平地であれば、当時の3年生執行部も許してくれました。



私のこだわりは、家康たちが辿った軌跡を自分自身の足で体験したいというもので

ヒッチハイクで車に乗ったりするのは、全く考えてませんでしたし

実際、地図上で見る地形ではなく、実地で体験するその土地土地の有り様を見たかったのです。

そうしなければ、本だけに頼る歴史研究家に成り下がると思っていました。




そして、今時分の8月後半から9月にかけての2週間で

愛知県名古屋市の「熱田神宮」から

静岡県清水にある「久能山東照宮」までの道のり約500キロの道のりを

乗り物にいったい乗らず、歩いて走破する旅を実行に移しました。




写真の様に、数十キロの荷物を詰めたザックを一人で背負い

夜はテント生活



食事は、すべて自炊



と、昔の人たちと同様の体験をしたのでした。





しかし、問題は自由気ままにと言う訳にいかない事!

名古屋周辺は都会ですから、テントを自由に張るわけにもいかず

最初の10日間は、あらかじめコースルートを設定し

一日に約35キロの道のりを想定し、お寺やキャンプ場などにテントを張らせてもらえるよう

事前にお願いをしておきました。

「お墓の片隅で良いので、テントを張らせてください」と・・・・

どうしても適当な場所がないところは、お城の跡にテントを張らせてもらう事に

天竜二俣市の二股城跡にテントを張らせてもらうには

市役所に電話し、ペグなどを地下30センチ以上刺さない事などを

教育委員会に成約までして勝ち取ってました。(笑)


そして、お世話になる各テントサイトには、事前に綿密な計画書を提出しておきました。



それが、この写真にある計画書です。

見え辛いかもしれませんが、表紙には

徳川家康の旅」と記し

私のお気に入りの甲冑、当世具足をまとった私の自画像を描き

同じく私のシンボルフラッグの「一生懸命」という旗を背後に描き


この旅にかける意気込みをまとめ上げていました。




当時周りからしたら、ばかげた話かもしれませんが

自分が本当にやってみたい事でしたので

その準備には労苦を厭いませんでした。

そして、この旅が始まりますが

家康たちを語るのに実感が湧くための物でしたが

それ以上に人の人情や、優しさに触れる結果となりました。

私の現在の生活の基本がここから生まれたと言っても過言ではありません。




10月初旬から連載をしようと思います。


特に若い人に読んでもらいたいと思って、現在資料集めに奔走中!

好ご期待を!・・・・・・・・・・・