歴史研究家になりたいグウタラ願望の社長のブログ

文具・事務用品・OA機器・スチール家具などを扱う、株式会社マルハチの社長、八木幹雄のブログ。

カケスを見る

本日2回目の更新です。

今朝いつもの散歩中、カラスが泣き喚いていました

いつもより違う状況に、

異変の前触れかな?と思っていると

「カケス」を発見しました。

皆さん「カケス」ってご存知でしょうか?


この鳥です。

スズメ目カラス科の鳥です。

良く奥多摩の山中で見かけましたが、都会で見たのは初めてです。

最近は都市部にも来てるのかな?


大学時代、山登りで

奥多摩の御岳山にバードウォッチングの好きなOBの先輩がいて

こういった鳥たちを見る山行にも行きました。

この下山の山道で、林の中の下り道で偶然にも

「バタバタ」と枯れ葉の中で、のた打ち回るカケスを発見しました。

狸にでも襲われた直後だったのかと思います。

カケスの首筋は、パックリと噛み切られており、絶命寸前でした。

私たちの足音に驚き、狸も獲物を置いて、逃げ去った直後でした。

そのカケスを手に取り、もう絶命寸前である事を悟りましたが

まだ体温のあるカケスでしたが、次第に冷たくなり

最後は、私の手の中で絶命しました。

最終的には、下山後に登山センターに置いてきましたが

複雑な気持ちでした。

カケスの死に直面した事もありましたが

狸の事も心配になりました。

きっと今頃お腹をすかせているでしょう。

カラスと違って、鮮やかな色のカケスですが、鳥としては一緒です。

彼ら生き物の世界に、足を踏み込んだ人間の愚かさを痛感した次第でした。


そんなカケスを都市部で見る事になろうとは、

もしかしたら、

よく動物たちが人里に下りてきて困っている

大繁殖して困っているという事態は、逆で

我々人間が環境を破壊し、彼ら人間以外の生態系の領域を犯しすぎているからなのではないか?

そんな事を思った今朝でした。